こんにちは!予備校で物理を教えているフィズ丸です!
今回は私がおすすめする物理基礎・物理が苦手な人や初心者におすすめする参考書BEST3を紹介しますね!
毎年生徒から
という質問をよくされます。
確かに本屋さんに行って参考書の本棚を見ると物理だけでもたくさんあるんですよね( ;∀;)
これでは生徒もですが、学校の先生も正直どれがいいのかわからないですよね。。。
私は予備校に行く前や授業後などでよく本屋さんのそばを通るので、その際につきに何度も足を運び、今出ている大体の参考書を見ています!
今から紹介する3冊の本は私の10年以上の予備校講師人生の中で生徒に紹介して生徒がぐんぐん物理が得意になっていった本になります!
物理って苦手な人や初めて勉強する人は教科書を読んでわからない人がかなり多いです。
なので参考書を探しに本屋さんに行くんですが、参考書は世の中にかなりの数があり、どの本が総合的に良いのかがわからないんです。
おすすめの参考書の構成
- 物理現象をかみ砕いて説明してくれている
- 物理現象をイメージ化できる工夫がされている
- 例題の解説もあり、問題の解き方も説明してくれている。
この3つのポイントが満たされている参考書はかなり少ないです。
これをしっかりと満たしてくれている参考書を正しく使えばあなたも物理が得意になりますよ!!
Contents
物理基礎・物理が苦手な人や初心者におすすめする参考書BEST3
それでは早速BEST3を紹介していきますね!
No1:大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本
- 物理初学者が読んでも理解できるようにかみ砕いて書いてある。
- 物理現象のイメージができるように工夫されている。
- 先生と生徒の会話形式で進んでいく。
- 定義を毎回確認してくれる。
- 証明できる公式は全部証明してある。
- チェック問題で公式の使い方がわかるようになっている。
- チェック問題は入試基礎レベルなので、一気にレベルアップできる。
- 入試レベルまで対応可能。
この本は、代々木ゼミナールの人気講師漆原晃先生が執筆した本です!(^^)!
誰が読んでもわかるようにかなりかみ砕いて説明してくれています。
また、物理現象をイメージ化できるようにいろんな図やイラストが出てきます!
なので、波動や電磁気分野などのイメージ化しづらい分野もしっかりとイメージ化できるようになります!
じゃぁこの参考書は物理が苦手な人や初めて学ぶ人用かと言われたらそんなことはありません!
実は物理ができると思っている人もしっかりと読んでほしい参考書でもあります!
物理ができるって思っている人のほとんどが、問題は解けるが物理現象の説明はできないんです。。。
それは受験においては物理を武器にできていないことになります。。。
物理を武器にできる人の条件
- 発展レベルの問題集まで解ける。
- 物理現象を説明できる。
- 公式証明もしっかりと理解している。
この本のすごいところはここまで対応できているところなので、しっかりと読んで物理を武器にできるようにしましょう!(^^)!
ただ、この参考書は何といっても表紙が恥ずかしいので、レジに持っていく勇気が欲しいところです(笑)
No2:宇宙一わかりやすい高校物理
- 見開きで1つのテーマの内容が完結する。
- 見開きの左ページでは文章で解説。
- 見開きの右ページでは、二人のキャラクターが図で解説。
- ポップなイラストで、難しいイメージの物理を易しく思わせてくれる。
- 公式の使い方がわかる。
- 物理現象のイメージができるように工夫されている。
- どちらかというと定期テスト対策向け。
この本は東大生が在学中に書いた本で、とても分かりやすいと評判で近年持っている生徒が急増しました!
本の構成も見開きで左ページは文章で説明、そして右ページでその文章を図で補足しています。
これによって文章を効率よくイメージ化できるようになっています!(^^)!
また、この本は問題集も巻末に備えてあるので、その問題集を解くことで問題の解き方もしっかりと理解できるようになっています。
この参考書は入試対策というよりは定期テスト対策むけではあるので、入試対策も兼ねての人は『大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』をお勧めします!(^^)!
No3:これでわかる物理基礎
- 問題集は定期テスト対策向け。
- 参考書は入試までしっかりと対応可能。
- カラーで見やすい。
- 一つ一つの物理現象がまとめられていて、とても見やすい。
- キャラクターは出てこない。
- 教科書に近いが、教科書よりはかなりわかりやすい正統派参考書。
- 各章末に『定期テスト予想問題』がある。
文英堂が出版している本で、『シグマベスト』のシリーズです。
表紙にかわいい熊さんの絵が描いてある本ですね!(^^)!
この参考書は物理基礎と物理に分かれているため、物理基礎のみの生徒も対応しやすいですね!
ちなみに物理基礎で1冊、物理で1冊となっています。
また、同じシリーズの問題集と併用して勉強すると、かなり効果を実感できると思います!
内容に関しては、結構細かい具体例にまで踏み込んでまとめてくれているので、そこでイメージ化と公式の使い方がわかるようになっています。
そして、この参考書であれば入試で物理を使う生徒もしっかりと対応できます(問題集は入試までは対応していません)。
なので、上の2冊のような
- ポップな参考書は嫌だ!
- 物理が1冊にまとまっていた方がいい!
という人は是非お勧めです!
参考書の効果を最大限引き出す方法
では参考書の効果を最大限引き出す方法を2つ紹介しますね!
どっちかだけやるのではなく、基本的に両方やると効果がかなりでるので、是非両方やってみてください!
問題集を併用して練習をしていこう!!
さて、上では良い参考書を紹介しましたが、実は物理って参考書を読んだだけでは理解はできても問題は解けるようにならないんです。。。
なぜなら、物理はスポーツに似ていて、
- (物理現象を理解する)=(スポーツのルールを理解する)
- (実際に問題を解く)=(スポーツの練習をする)
ということだからですね!
どれだけルールを理解しても練習しなかったらスポーツもできるようにならないですよね??
物理も一緒なんです!
どれだけ物理現象を理解しても、問題を用いて公式を使う練習をしていかないと、問題を解けるようにならないんです!
なので、参考書で物理現象を理解したら、問題集を用いてどんどん練習しましょう!
ちなみに物理が苦手な人におおすすめする問題集の記事もありますので、是非参考にしてみてください!
ノートに書きだす!!
自分が重要だと思う部分には是非ノートに書きだしてみましょう!
例として上の例くらいでいいです!
よくマーカーでラインを引いている人が大勢います。
でもラインを引くことで脳みそが満足してしまって実は全く頭に入っていないんです。
なので、ラインを引いた場所はノートに書きだしてみましょう!!
私の実体験であり、何人もの生徒にやらせてみてもかなり効果があったので、これめっちゃ効果あります!!
最初は特にまとめる必要はないですが、だんだんと力がつくとまとめられるようにもなるので、そうなってくればかなり入試問題が解けるようになっているでしょう!!
まとめ
これで『物理基礎・物理が苦手な人や初心者におすすめする参考書BEST3』の記事を終わりにします!(^^)!
物理は参考書を読んで自分から学んでいくという姿勢が必ず必要になります。
そして、その気持ちを持って、ちゃんと物理をわかっている人から教わるとかなり伸びます!!
そしてそれはバイトの大学生ではなく、プロの家庭教師の人やプロの塾講師の人から教わるのがベストです!
代々木進学会であれば素晴らしいプロの先生を選べるので、是非まずは無料体験授業をしてみて下さい!(^^)!
どんなに苦手な人でも本当にすごく物理ができるようになりますよ!!