こんにちは。大手予備校で物理を教えているフィズ丸です!
物理を習いたての人や、物理に苦手意識を持っている人は
- どうやって解いていいかわからない
- 何から始めればいいのかわからない
人がかなり多いです。
今回はそんな人のために、物理の問題をミスなく解くために必要な4つの力を紹介します。
是非この記事を読んで、物理をしっかりと解けるようにしてみてくださいね!!
Contents
物理の問題をミスなく解くために必要な4つの力
それでは必要な4つの力を、問題を解いていく順に見ていきましょう!
Step1:問題文から物理現象をミスなく読み取る
1つ目は当たり前のようで実は一番重要な、「問題文から物理現象を読み取る」です。
まず物理初学者や物理が苦手な人にとって一番の壁になる部分がここです。
なぜならば、物理が初めてな人や苦手な人にとっては、
- 問題文はとりあえずテキトーに読んでおけばOKと思っている
- 問題文を読んでも何がどうなっているのかがわからない
人がほとんどです。
しかし、この問題文というのが、物理の問題を解くうえで一番重要で、ここがしっかりと理解できていなければ、一問も解くことができなくなるんです。。。
ですので、
問題文をしっかりと読んで、そこから物理現象を読み取らなくてはいけないんだ!
という意識を持つことがまず重要です!
Step2:Step1で読み取った物理現象を図示する
次のStepは、「図を描く」ことです。
毎年、「物理ができるようになりません」と相談にくる生徒がかなり多いのですが、その生徒たちのノートを見せてもらうと結構な確率で図を描かずに問題を解いている生徒がいます。
私がよく授業で「図を描かずに問題を解こうとするのは、自分から間違えに言っているようなもの」と伝えています。
図をしっかりと描くことでミスがどんどんなくなっていくため、しっかりと図を描く習慣をつけてほしいですね!(^^)!
ただ、「図を描きなさいと言われてもどのような図を描けばいいのかわからない」という人がほとんどですが、実は物理の各分野に問題を解くための図というものがあり、それを真似して自分のものにしていけばいいのです!
一番多い、間違った図の描き方は
「図を描く」=「与えられた図をそのまま余白に描く」
ですね。
ポイントは「問題を解くための図」を描くことですから、与えられた図を描いたところで、それでは問題を解くことができません。
では、「問題を解くための図」とはどのような図でしょうか。
それは、「Step1で読み取った物理現象を表した図」です。
ここで、Step1の重要性がはっきりしてくるんですね!(^^)!
このStep1ができていなければ、図が描けないんです!!
ですので、「Step1で読み取った物理現象を表した図」を描けるようにどんどん練習していきましょう!
Step3:Step2で描いた図から立式する
3つ目が「Step2で描いた図から立式する」です。
物理の問題を解くときは必ずと言っていいほど立式をするのですが、物理を初めて勉強する人や、物理が苦手な人はどうしてもいきなり式を立てがちです。
式を立てるために必要なものが、式を立てるための図ですから、
Step2の図が描けていなければ、立式できません!!
ですので、「図から式を立てる」ことを意識して、どんどん練習していきましょう!
Step4:Step3で立てた式を解く
最後はミスなく計算をしましょう!
ということです(笑)
しかし、物理の計算って、文字計算がほとんどで、数値計算はそんない多くないです。
ですので、文字計算に慣れるためにしっかりと練習を積んでいきましょう!
まとめ
どうでしたか?
Stepが4つに分かれているように見えて、実はこれで一つの流れなんですね!
ですので、どれか一つでもかけてしまっては問題が解けなくなるので、必ずすべてのStepを踏んで解くように心がけましょう!