物理

京大物理対策!傾向や難易度は?対策問題集も紹介!

京都大学の物理の傾向や難易度は?対策も含めて徹底分析!
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こんにちは!

この記事の前半では大手予備校の物理科講師の私が京都大学の物理の傾向や難易度を説明していきますね!(^^)!

また、後半ではその対策方法やどんな問題集を使えばいいか説明しますね!

京都大学といえば旧帝大の一角を担う難関大学として知られていますね!

京都大学へ進学したいという生徒を毎年たくさん見ていますが、やはり合格した生徒はしっかりとした対策をしていった生徒です。

この記事はこんな人にお勧め!!
  • 京都大学の物理がどんな傾向か知りたい人
  • 京都大学の物理の難易度を知りたい人
  • 京都大学の物理の対策方法を知りたい人
  • どの問題集であ値策をすればいいか知りたい人
  • 受験当日までの物理の勉強スケジュールを知りたい人

京都大学の物理の傾向や難易度は?対策も含めて徹底分析!

まずは傾向や難易度を説明していきますね!

この傾向と難易度をしっかりと理解したうえで、受験対策をするかどうかで勉強の内容の濃さがかなり変わってくるので、しっかりと読んでくださいね!

京都大学の物理の傾向

まずは京都大学の2020年~2023年受験の出題問題を表にしておきますね。

第1問 第2問 第3問
2023年 力学

万有引力

電磁気、原子

電場と電位、電場中の荷電粒子の運動、光電効果

波動

偏光、光の干渉

2022年  力学

衝突、放物運動、円運動

電磁気

電磁誘導の法則、はしご型の抵抗回路

 熱力学

シリンダーとピストンに封入された気体の状態変化、ゴム紐の状態変化

2021年  力学

放物運動、繰り返しの弾性衝突

 電磁気

電磁誘導の法則、コンデンサーの充電過程

原子

ブラッグ反射、物質波

2020年  力学

単振動、弾性衝突

電磁気

コンデンサー、ダイオード、コイルを含む回路

熱力学

気体の分子運動論

2019年 力学

万有引力、ケプラーの法則

電磁気

電磁誘導の法則、電磁場中の荷電粒子の運動

波動

正弦波の式、光の干渉

このように、京都大学は他の大学と同様に「力学」と「電磁気」は必ず出題されますが、のこりの1題が波動、熱力学、原子の3分野のどれかになります。

受験生にとってかなり原子分野は嫌がられますが、しっかりと勉強しておく必要がありますね!

また、京都大学の物理の最大の特徴は何といっても問題文の長さです。

この問題文の長さにどうやって対応するかを後で説明するのでしっかりと意識していってください。

そして、いわゆる典型問題ではない問題の出題が多いですが、典型問題も出題も見られます。

 

京大物理の傾向

  • 力学と電磁気は必ず出題される。残り1題は波動、熱力学、原子のどれか。
  • 原子分野からの出題もある。
  • 穴埋め形式と問形式がある
  • 問形式は難しくなることが多い。
  • 問題文がとにかく長い。
  • 典型問題からは外れた問題が出題されることが多い。

 

京都大学の物理の難易度

京都大学の物理の難易度は東京大学とは違った難しさにはなりますが、かなり難易度は高いです。

ただそれでも65%をしっかりと取る必要があります。

この65%っていうのは、地方国公立レベルだと65%のうち基本問題80%、残り20%が標準レベルで、この標準レベルをミスなく20%取れれば合格できるというイメージです。

それが京都大学の物理の場合65%のうち基本問題は40~50%で、残り50~60%が発展問題となるため、発展的な内容まである程度とる必要があります。

ただ、問題文が長いがゆえに、誘導がしっかりとしてあるので、誘導に沿って解いていけば65%は狙えない数字ではないです。

ちなみに医学部はだいたい75%をしっかりと取れれば合格が見えてきます。

 

対策方法と問題集

京都大学の物理の傾向や難易度は?対策も含めて徹底分析!

では対策方法とどんな問題集がおすすめかを話していきますね!

 

対策方法

まず、京都大学の最大の特徴は問題文が異様に長いことです。

それに慣れるためにはどういう対策が必要になるかというと、

  • 教科書をしっかりと読み取れるようにする
  • 京都大学の過去問をあるだけやる

の2つがあります!

一つ目の教科書を読み取れるようにするというのは、実際に受験生で教科書をちゃんと理解できている生徒がかなり少ない(京大志望者でも理解できていない生徒はかなりおおいです)のと、「教科書が理解できる」=「入試問題が理解できる」ということを私は常に授業で伝えているので、京大の受験生と言えど、しっかりと教科書は読破しておく必要があります。

そうすることで長い物理の文章にも慣れていき、京大の過去問などで演習をするときに他の生徒よりもかなり解きやすさを感じると思います。

二つ目は京都大学の過去問をあるだけやることですが、赤本や青本で京都大学の過去問27ヶ年や25ヶ年というのがありますが、これは是非入試までにやっておきましょう!

そうすることで長い文章や誘導にも慣れていけると思います。

次に典型問題から外れた問題が出題されることについてですが、こういう対策程しっかりと典型問題を何度もやりこみましょう!

結局合否の判定がつくのは京大と言えど典型問題がほとんどです。

確かに典型問題じゃない問題が出るとぎょっとしますが、正直なところ扱われている典型問題じゃない問題も同じ高校物理ですし、ちゃんと普段から教科書などを読んで、物理現象を理解しようと努めていればある程度対策できます。

なので、市販の教材で発展的な内容を含むものを1冊決め、その問題集を流れまで説明できるくらい何度もやりこむことが重要です。

そして、穴埋め形式のところに比べ、問形式の問題は難しい傾向にあります。

ただ、問形式の問題が解けないと次に進めないかというと、そんなことはないです。

なので、問形式の問題がかなり難しく、解法が出てこない場合、問形式の問題を捨てて、穴埋め形式の問題に集中するのも入試当日はかなり有力です。

京都大学の物理の対策
〇長い文章の対策

・教科書をしっかりと読み取れるようにする。

・京都大学の過去問をあるだけやる。

〇典型問題じゃない問題の対策

・市販の教材(発展的な問題を含む)を1冊決め典型問題を問題の流れを覚え るまで何度もやる。

・教科書などで日頃から物理現象を読み取るように努める。

〇問形式の対策

・かなり難しかった場合は飛ばして穴埋め形式の問題に集中する。

 

問題集

次に問題集ですが、京都大学の場合、過去問のレベル自体が高いので、そのレベルに合わせた問題集を扱う必要があります。

ここではその問題集を紹介します!

名問の森

河合出版の名著、名問の森です。

この問題集は典型問題をさらに改定し、生徒にポイントが伝わりやすくなっています。

京都大学も発展レベルの典型問題の出題は多いので、しっかりとこの問題集をやりましょう!

順序としては、目次を見てもらって、問題番号に赤色で塗ってあるものを先にやってください。

その後、赤色の問題を再度やって、赤色で塗ってない問題をやってください。

この問題集を説明できるまでやりこんだとき、みなさんの物理の力はかなり上がっているでしょう!

 

重要問題集

言わずと知れた問題集です。

重要問題集は名問の森に比べて易しめですが、B問題まで解き、何度も復習をするとかなり力が付きます。

解く順序としては、まずA問題で「必解」と書いてある問題をやり、その後、同じA問題で「必解」と書いていない問題を解く。

そして最後にB問題を解く。

これをしっかりと繰り返してください。

また、一般的な難関大学に合格するための物理の勉強法も合わせて読んでください!

京都大学対策の前に、一般的な力をつける必要がありますからね!

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まとめ

京都大学の物理の傾向や難易度は?対策も含めて徹底分析!

京都大学の物理の対策がわかってきたでしょうか?

「京都大学の物理の傾向や難易度は?対策も含めて徹底分析!」ではかなり深いところまで説明しました。

正直ここまで書いてある記事はなかなかないと自負しています(笑)

京都大学の物理は正しい対策をしっかりとって傾向を把握していけば難易度が高い問題でもある程度点数がとれるので、しっかりと対策をとって、京都大学に合格してください!

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